ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

【WORKS】『えんじゅ アフターケアから出会いへ』

昨年から編集とクラウドファンディングのお手伝いをしていた本が、ついに完成しました。

『えんじゅ アフターケアから出会いへ』

アフターケア全国ネットワークえんじゅ

表紙装画:堀川理万子さん

ブックデザイン:UMA / design farm

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温かな手触りですが、小さいながらも厚みもしっかりとある造本です。

現場で日々起こることを紹介したり、実務についても扱う章もありガイドブックとしても使えますが、「出会い」をテーマに編まれているエッセイや座談会やコラムも読み応えがあります。

お送りした方々からは、「美しい本」「よい本」と大変評判のようで、微力ながら関わった身として、私もとてもうれしいです。

社会的養護や、社会的養護のアフターケア、児童福祉の分野ではない方も、「自分や自分の仕事に遠からず関係あることだから」と読んでくださっていることもありがたいです。そういうものになってほしいと編集長が言っていた通りの動きになっているようです。

思いを込めて贈ると届く、を実感しています。

6月下旬からはクラウドファンディングのリターン「読んで語ろう!プラン」の読書会も始まります。

ファシリテーターは編集長の矢嶋桃子さんで、私は読書会の準備から当日の運営サポートもさせていただきます。

皆さんがどんなふうにこの本を読まれたのか、お話を聴くのを私も楽しみにしています。

 

本書は、クラウドファンディングでサポートくださった方へのお届け品のため非売品ですが、クラウドファンディングに間に合わなかった方にも、今後なんらかの形でお譲りできるよう、方法を検討中とのことです。

気になる方は、えんじゅへお問い合わせください。

enjunet.org

 

詳しい中身は、こちらのクラウドファンディングのサイトでご覧になれます。

camp-fire.jp

  

 

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鑑賞対話の場づくり相談、ファシリテーション、ワークショップ企画等のお仕事を承っております。執筆、インタビューもこちらへ。


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共著書『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』(三恵社, 2020年