ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

しごとについて考えるランチ会、ひらいてもらった

 きのう、「せいこさんと風土はfoodからのランチを食べながらしごとについて考えるランチ会」をひらいてもらいました。

 

天才思いつき屋のライチさん、参加してくださった友人の皆さん、たくさんご協力・おもてなししてくださった風土はfoodからの皆さん、ありがとう^^

 

最初ただのランチ会だったのですが、途中で送別会になりました。

ハイ、3ヵ月いたこのお店を離れました。

 

来てくださった方には事前にお伝えしようかどうしようか迷って結局、当日会場でお話しすることに決めました。

来たら突然「送別会」になっててびっくりさせて申し訳なかったです。

 

 

このお店の立ち上げから今まで、約10人のメンバーと、週3日ランチタイム5時間を3ヶ月はたらく中で感受したこと、学んだこと、「場・関係性」というフィルターを通して見えたものを、わたしの言葉と身体で表現する。

皆さんにはそのパフォーマンスを鑑賞し、その後、めいめいが受け取ったもの、しごとについて考えたことをシェアする、というライブイベントとなりました。

もちろん、ごはんをいただきながら。

 

皆さんと感想をやり取りしたり質問に答えていて、わたしの中からわーっと湧いてきたのは、

-やってみたからわかった
-身体ごと行って引っ掴んでくる
-職能を自覚する
-自分を通して理解する、表現する、シェアする
-作品にする・みんなの力で完成してもらう
-自分という物語を生きる

ほかにもたくさんたくさん...。もう少し時間が経ったらわかることもたくさんあるような気がします。

 

 

わたしとしごと、わたしのしごとの話を表現としてできたのがとてもよかったです。

 

聴いていた方の中には、涙が溢れる、どっと疲れる、ぐさぐさ刺されたような感覚...などがあったようです。...すごい体験をなさっていたんですね。

わたしも「舞い」を終えて、なにか言いようのない不思議な感覚がありました。

 

目の前で人が死にものぐるいで何かを表現しているときには、やはり息をつめて見入ってしまうもの。それにしごとの話って生きることの話だから。尊厳と歴史の話はやはりそれなりに重さがある。

 

自分に関係あることを深いレベルで受け取る。

そういうことがもしきのう起こったのだとしたら、とてもよかったです。

わたしも深いレベルで受け取って、そのいただいたものをまた次の表現活動に生かして、循環させていきます。

 

心をひらいて真摯に受け取ってくださったことに、感謝を。


こういうことが起こり得る、深さと奥行きのある表現のある場をこれからはもっと自覚的につくっていきます。

こうしてシェアされるのもありがたい、舞台を用意していただくのもありがたいです。

いろいろありましたが、わたしは、Relational Art, Performing Artsの領域にいるArtistとして、今は生きております。うん、しっくり。

 

 

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それから、これはいろんな物や人との関係に言えることだけれども、

「○年前ならもっとおもしろかった(好きだった、夢中になれた、心地よかった、似合っていた、がんばれた、自分と関係があった)だろうけど、今はもうおもしろくない(好きじゃない、夢中になれない、心地よくない、似合ってない、がんばれない、自分と関係がない」

そのような今の自分であること、自分の変化を認めてもいいよ、ということも、内からわいてきました。

 

自分が「変わってしまった」や「その場で自分だけが違う」ことを認めるのはかなり勇気が要る。怖いから。

 

慣れ親しんだ生温かい、まだ血が通っているその関係・つながりの管を切るのは怖いから、棄てる罪悪感や痛みがあるから、救われた部分もあるからこそそれがない自分を思うと恐怖だから、まだみんなと一緒にいたいから、その次どうしたらいいかわからないから、「ふつう」とは違うから、自分が見知らぬ自分になった気がするから、自分を信じられないから......。

 

でもだいじょうぶ。

 

もう十分によくやってきた。移る準備はできている。わたしには今のわたしにぴったりの服と場所と関係と仕事が待っている。わたしのいたい世界は、見たい世界はもうそこにある。そこで思いっきり自分を表現して、幸せになっていい。

 

別れを告げるのは辛い。寂しい。苦しい。


でも、離れたほうがより大きな愛でつながれる。

 

世界は美しく優しい。祝福に満ちている。

 

 

またね、と笑顔で手を振る。またいつかどこかのグリッドで会えるかもしれないし、短い命だからもう会えないかもしれないけれど。ともかくも、一緒に過ごしてくれてありがとう、とこれまで仕舞えないできた数多の関係にも、心からの感謝を。

 

Life goes on!