ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する場づくりを通して考えることなど。

場づくり公開コンサルテーションをやってみた

気づけばもう10日も経ってしまったけれども、まだ10日しか経っていないのか、という気もする本件。

 

 

一緒にリブトビ(liveco&人と美)をやっているちほさんが、場づくりの相談をわたしに依頼してくださった!

それだけでもうれしいのに、なんとその様子をライブ配信してみたらどうかというアイディア。

リブトビトークライブをやったあとだったから、すぐにいいじゃんいいじゃん!となりました。

(あれ、ライブの前に話したんだったかな?もはや前後関係を覚えていない)

 

 

ちほさんがつくりたい「発達障害に関する勉強会」のご相談を、せいこがコンサルタントとして聴き、建付けを一緒に考える様子をライブ配信する、というもの。

 

ちほさんがFacebookで前夜に公開投稿でこんなふうにお知らせ。  

発達障害について学んできたことがとてもたくさんになり、そして本当に大事なことだと衝撃を受け続けてきたので、少なくとも興味のある方に共有したいけれど、伝えたいことが膨大になってしまい、どうしよう〜とクヨクヨしていたのですが、

そうだ、せいこさんが場づくりお悩み相談の個人セッションをなさってるじゃないか!
と思い立ち、明日10月12日(金)の11時20分〜12時頃にセッションしていただくことになりました。

先日以来、引き続き聖子さんとは色々な発信実験中なので、私のタイムライン上で打ち合わせを「ライブ配信」してみようかなと思っています。興味のある方は、オンタイムでも、事後でも、よかったらのぞいてみてください。内容作りから興味を持ってコメントくださったりしたら超うれしい。

勉強会やシェア会の作り方について、聖子さんの場づくりコンサルティングについて、ライブ配信について、発達障害を考える場づくりについて、二人の会話について、などに興味のある方にオススメです(?)。

ちなみに以下が、私が聖子さんに送りつけた事前質問票です。例によって色々過剰なので、オエップとなったらごめんなさい。好物の方だけご覧ください。

 

そして続く《事前質問票》

これが(これも)とにかく素晴らしい。わたしもお手本にさせていただきます。

プロフェッショナルに相談するときって、だいたい時間あたりいくらというフィーがかかります。こうやってまとまっていると、お互いに時間を有効に使える。

ちほさんはご自身がコンサルタントだったり、場づくりの経験があったり、ご自身への洞察も鋭く深いからここまでまとめられるというのもあるけれど、取り組めば筋肉がついてくる類のものでもあると思います!(と信じたい!笑)

 

《事前質問票》

■聖子さんにお願いしたいこと

・自分のひらきたい場が、読書会がいいのか、シェア会がいいのか、そのどれでもない場なのか、などどういう場がいいのか混乱してきたので、一緒に整理し、考え、場の設計をしてほしい

 

■私の望み

・すっごいイイ勉強をさせてもらっているので、これを興味のある人にいい感じにシェアして、盛り上がったり、静かに噛み締めたりしたい

・具体的には、神奈川県立コミュニティカレッジが主催する「発達障害児地域支援コーディネーター養成講座<基礎編>および<実践編>」の中で特にインパクトが強かったものと、そこから関連して私がぜひ紹介したいと思った書籍、あともし入れば原宿カウンセリングセンターで信田さよ子さんに習った暴力についての学びなどをシェアしたい

 

■迷いポイント

1)ある程度の情報量を、参加者それぞれなりのいまの理解度や感性でもって自由に、でもある程度の責任とともに受け止めて欲しい→聖子さんがやってらした読書会形式のように、最初にそれぞれ自由に読んでもらう時間があるといいのかな(講座主催者からは、資料を使った勉強会はOKいただきずみ)

 

2)みんなの自由な解釈や体験談を、安全な場でシェアし、承認し合い、じゃぶじゃぶしたい→1の後にシェアタイムの流れかな

 

3)読書会なのか、シェア会なのか(同じように感想を分け合うのか、私の感想を中心に分け合うのか

 

4)一人でやるということに気持ちが前向きにならないので、だれかパートナーに立ってほしい→公募?まずは一人で頑張る?聖子さん請けてくれないかな笑(特に2のハンドリングが心配

 

■今の所シェアしたいテキスト

①医学的観点からみた発達障害

②LD(読み書き障害)

③生来的気質と後天的反応(発達障害/愛着障害/虐待の区別)

④子どもにとっての権利とは(川崎市フリースクールの事例から)

⑤「小・中・高に通わず大学へ行った話」

⑥グレーゾーンとコーピング

⑦暴力(信田さよこ先生の講座をまとめたい)

 

テキストは未定だけれど大事そう

・境界線 ・ゴルゴ ・NVC

 

■つまり伝えたい概要は

一人一人が特殊なのでは & 特殊性に折り合うためのコーピング

 

■あと迷ってるのは

・何時間×何回やろう

・時間帯や曜日はいつがいいかな

・対象は当事者?支援者?

・場を分ける?

・リアル?オンライン?

・(上記によって)テキストのシェアの仕方

・ちょうどいいテキストの分量

・自分の解釈をどの立場でどのくらい入れるか

・費用?

・ファシリが注意すべきこと?

 

 

せっかくなので、場所のご紹介もしたいよね。ということで、明るくて広くて美しくてサービスが素晴らしくて、おいしいカフェで行いました。

 

Facebookで配信をはじめると、見てくださっている方がどんどん増えていくのが見える。ドキドキしつつ、こんなふうなことをしました。(こちらはあとでYoutubeにアップしたもの。60分くらい)

 

www.youtube.com

 

ライブ中も、その後も、たくさんコメントをいただいていて、ありがたい限りです。

Facebookのほうでの視聴が今現在1,200回を超えています。すごいね。。

 

 

でも実は、わたしにとって今回の試みはとても怖いことでもありました。

リブトビで自分の個人的な話をするより、自分の「職務遂行能力」をさらけ出すほうがずっと怖いわ...と。

それははじまる直前に急に気づいたのですが。遅いけど(笑)。

これを公開することによって、自分が評価される、無能さやろくでもなさを包み隠さず露呈する、嫌われる、バカにされる、相手にされない...そんな怖れも湧いてきました。

 

ちほさんの投稿には、前日から友人、知人、ファンからの関心と熱〜いコメントが集中し、ちほさんの人望やら、やろうとしていることへの「人々の期待」みたいなものが溢れていて、一瞬それに押しつぶされそうになりました。

 

うん、怖いは怖い。

でも一人じゃない。

なによりわたしを信頼して声をかけてくれているちほさんがいる。

こんなに丁寧に準備してくれている。

楽しみにしてくれている。

 

そのちほさんがひらいている。

わたしも一緒に行きたい。

わたしもちほさんと一緒に楽しみたい。

一緒につくりたい。

 

 

わたしはべつにうまくやろうとしなくてよくて。

それはまったく期待されていなくて。

ただ、この人の熱さを、素晴らしさを世界にシェアしようと。

 

ちほさんは一人でもできる人だ。力のある人だ。

でもそのちほさんでさえも人の助けが要る。

そう言ってひらいている。

ちほさんがやりたいことをやれるように、わたしにできることをするのみ!

 

そう思ったらなんだか楽しくなってきました。

 

「やれるやれる!」「だいじょうぶ!」とか、結局それしか言っていなかったような気がしますが、ノリで無責任に言っているわけではなくて、わたしがそれを言うときにはすごく「見えている」からだと自分でもわかっているので、まぁいいか!!

 

わたしのお仕事は、理路整然と整理をつけることではなく、わたし自身が感受して、感情表現いっぱいしながら聴いていることだと、あらためて思った次第です。

 

 

 

最近ひとつ思い至ったことがあります。

例えば、絵を描く人は、絵の描き方を教えることはできるけど、「なぜ絵を描けるのか、なぜ『そのような』絵を描けるのか」をほんとうに説明することも教えることもできないと思う。

血筋とかDNAとか生まれ育った環境が...と言うことは可能だけれども、ほんとうにそうかはわからないし、少なくとも教えることはできない。

 

わたしもたぶんそうで、どうやったら場がつくれるかはいくらでも教えられる。

場がどう成り立っているか、何がそろえば場になるか、項目出し、順番、つまづきやすいポイント、行き詰まったとき何が起こっているかの解釈・打開策...。

 

でも講座に来てもらったり、セッションを受けてもらったりして、受け取ってもらっているのは、「なぜわたしは場をつくることができるか」だと思う。

わたしの存在や表し方にお金をいただいている。

(含まれているのが知識や情報であっても)

究極の個別性、唯一性。

かるたの講座で書いた、だれから橋を架けてもらうか、という話にも共通している。

 

そして、誰のお仕事もそのようであると思います。

というか、なんかもうすべてのお仕事はそのようであってほしい。

 

 

そういうあれこれを辿っていくと、公開コンサルテーションは、すごくいい取り組みだったなぁとあらためて思います。

 

実際に受けてくれたちほさんは個別案件について進むし、

世の中に必要な場は生まれるし、

ちほさんをわたしの友人知人(あるいはわたしを通じて知る人)に紹介できるし、

ちほさんはわたしを友人知人(あるいはちほさんを通じて知る人)に紹介できるし、

見ていた人が誰であっても、一人ひとり何かを受け取ってくれているし。

 

わお!いいことづくめじゃん!!

 

 

 

これはアートだ!と言ってくれた友人もいました。

 

そうそう、そうなの。

わたし、こういうのをやりたかったんだわ。

この記事で書いてた、見知らぬ人にお花をあげるようなこと。

リー・ミンウェイとその関係展を思い出す - ひととび〜人と美の表現活動研究室

 

 

ライブはやっぱり楽しいな。

 

 

この2人の間合いとか、呼吸とか、やり取りの感じがすごいよかった。わたし的にはかるたっぽかった。

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ちほとせいこの話しぶりが気に入ってくださったら、次回のリブトビトークライブもぜひご覧くださいませ。

横浜のkosha33で観覧もできます。お賽銭も受け付けております^^

次は、このコンサルテーションの経験を生かし、山登りのルートを決めようかと話し中。お土産もあります。楽しみ楽しみ。

 

liveandbeauty2.peatix.com