ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

第3回 学びのシェア会に参加した!

友人たちと隔月でひらいている「学びのシェア会」。

第1回のことはこちらに書きました。

 

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毎回この会が楽しみで、最後に「きょうの収穫」を話すときもだいたい「楽しい!楽しいしかでてきません」なんて言ってるわたし。

 

何が楽しいんだろうなぁと考えてみると、やっぱり好きな人や尊敬してる人に向かって話せるのがうれしい、ということがまずあると思う。「わたしこんなことを考えたんです!こんな学びを得たんです!」という話を一生懸命できて、その人たちがまた丁寧に聴いて、ご自身の学びや経験と結びつけたりしてフィードバックしてくれるのがうれしい。

その話も、どれだけ親しくても友人同士で話しているときと、「学びのシェア会」として設えられた場で話すときはやはり違う。演者と聴衆のほどよい緊張のある関係が生まれる時間が心地良い。

話すための準備の期間も、話している最中も、話終わってからも、自分が取り込んできた様々なことを一つのテーマで語ること、聴いてもらうということはこんなに充実した学びになるんだということに、いつもわくわくする。

そしておもしろいのは、学んだこと=わかったこと、でもなく、結果これがわからないということもでてくる。ゆえにまた次への探究心が湧く。まとめたつもりで、まとめればまとめるほど、終わらない好奇心。楽しい。

 

これは一生遊んで暮らせる!

 

・・・

わたしは、「自分の声を録って聴いてみたら案外いいやん♡の話」を発表しました。

自分の声を聞くのが辛い、恥ずかしいと思っていたわたしがポッドキャストをやっています。何をして自分の声に慣れたのか?慣れたら自分への愛情を深める大きな一歩だったかも?ポッドキャストをやっていない方でも、自己肯定感てなんなのかよくわかんないけど、低いなどで悩んでいるなら、声を録って聴くといいかもしれない?!という仮説を語ります。

自分で言うのもあれですが、なんだかおもしろそうでしょ?

 

だいたいこんな話をしました。----

わたしは、友だちと一緒にお芝居の台本を作ってカセットテープに録音したり、演劇クラブに入って全校生徒の前で演じたり、国語の時間の音読で当てられると嬉々として読んでいたり、働きだしてからは講師をしていたり、コールセンターで働いたりしたこともあったりして、人前で話したり、声を聞かれるのはわりと好きなほうです。上手かどうかは別として。

ただ、インタビューやポッドキャストでは、どちらかというと素に近い自分がまるごと出てしまう感覚があって、最初は声を聞くのが辛かったのです。役を演じるとか、仕事だからという名目でやるのだったらOKだけど、台本なしで自分のことを話すのは、「あー、あたしってばかみたい!穴があったら入りたい!」という気分になる...。

でも、ポッドキャストを1回の配信分あたり何十回と聴いたり、相方さんと話の内容を徹底的に分析したり、配信するべきか、どう編集するか、何を話すかどう話すか、毎回毎回議論を重ねたことで、だんだんとメタに捉えられるようになりました。

そして配信してみると、聴いてくださった方が、「声がいいね」「話し方がいいね」と言っていただけたりもしてうれしかったです。話し方はわからないけど、声ってなかなかごまかせないものだから、その部分でいいねといわれるのは自信になりました。

わたしにとっては、一緒に何かをつくる経験や、自分を表現する場の中で、次第に自分がぴったりしていったということが何より大きかったのだなぁと今思います。

今や自分の声を聴くと、妙な落ち着きを感じるまでになって、自給自足してます。

 

かといって、ポッドキャストって誰でもやりたくなるものでもないし、自分の声を録音して聴くことなら、例えば自分の好きな本を朗読して録音してみる、それを絶対に笑わないで、むしろ愛おしく受け止めてくれる人に聴いてもらうところからでも、ちょっとやってみるのもおもしろいかもしれません。

...と、ざっくり書くとそんなような話をしました(確か...)----

 

 

話し終わってから、「今の話をどう聞いた?」で、参加者さんから「自分の声が辛いのは、話している内容や状態が自分自身とぴったりきていない、ズレを感じているから起こるんではないか」という発言が出たり、例えば相手との関係によって声のトーンが変わったり、うまく場が進むことを目的にしていると内容にも違和感が出たりすることもあるよね(「自分じゃないような感じがする」というやつ)という話題も出ました。メモしきれなくて忘れてしまったけど、うん、やっぱりこの時間がすごくおもしろいし、学びを深めていただいた!という喜びがある!!

 

 

満面の笑みの発起人のライチさん。かわいい♡

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ライチさんのブログ記事。

ameblo.jp

 

この型でひらく場合の注意事項も書いてあります。

おもしろそう〜って思ったら、ぜひお友だちを集めてやってみていただきたいな!

プーシキン美術館展がよかった話

今年は時間の使い方をいろいろ試していて、展覧会や映画など、わりと厳選して観るようになっています。

 

そんな中でルドン展、ミロコマチコ展、そして先日行ったプーシキン美術館展はどれもわたしとしては大当たりでした。しかも全部ご招待で入れたところがうれしい。


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pushkin2018.jp

 

特設ウェブサイトはカッコいいんだけど、ちょっと入りにくい感じがして、少しさわってみたのだけど、どんな展覧会なのかわからないまま閉じてしまいました。風景画もあまり興味のあるカテゴリーではないし...と思い、招待券をもらっていなければスルーしているところでした。でもポスター大のチラシはとてもインパクトがあったので、2月にひらいたコラージュの会で、これを台紙にしていました。部屋に貼っていつも眺めていたモネの絵。これだけでも観に(会いに)行く意味が自分にとってはあるなと思ってはいました。

 

今年の初夏は片付けに取り組んでいたのですが、片付けをがんばった日のご褒美として、目標にしているところまでできたらプーシキン美術館展に行こうと決めて、予定通り達成したので、16時前でしたがすべりこんできました。

 

 

5月上旬の新緑まぶしい季節に当ててきたんでしょう?と言いたくなるような、外の世界(上野公園) から美術館の風景画の世界へ、そしてまた外へ出て…絵の世界が続いている!

 

世界は美しいなぁ......

 

というのがまず感想でした。


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同じく東京都美術館で開催されたボストン美術館展のときも思ったけど、実業家の皆さんの「愛する祖国に芸術を」のエネルギーがすごい。どうしてロシアの美術館でこんなにフランスの絵画を?という疑問にもちろん展覧会は答えてくれていました。

 

また、この展覧会でのわたしにとっての最大の収穫は、「風景画をどう楽しめばいいかがわかった」ということでした。17世紀から19世紀へ、聖書や神話の中の理想としての自然や、単なる背景としての風景が時代を追って、人々の現実の営みに沿った主題に変化していく展示の流れや解説はとてもわかりやすかったです。

 

17世紀の「近代風景画の源流」の部屋は、とにかくみんな廃墟萌え!城の跡が舞台になっていたり、遠景になってたりと廃墟が欠かせない感じで。崇高や畏怖のモチーフとしての廃墟の扱い方は、昔も今も変わらないような気がします。

 

印象派の時代に発明され普及したスクリューキャップ付きのチューブの絵の具のことがオーディオガイドで出てきましたが、画家たちがまさにその風景を前に、直接キャンバスに絵の具をのせている興奮も伝わってくるということがあります。スケッチだけしてアトリエへ持ち帰って記憶の中のイメージを膨らませて描き込んでいた時代は、それはそれで美しいのですが、屋外で描けるようになってからの絵画はどうも興奮、情熱、生のエネルギーが断然 違うという気がしました。

 

19世紀半ばからガス灯が発明され、19世紀半ばには配電網が敷かれ、鉄道網も発達し、移動して余暇を過ごすという文化が生まれていく勢いも、展示を追っていくとつぶさに感じられます。

 

いつものように作品シートに模写メモをとりました。こうしておくとその絵に自分が観たものが思い出せる。メモは自分にだけわかればいいので、巧い必要はまったくないのがいいところ。最近はバインダーと8Bの鉛筆を持参するようにしています。

 

ボナールやドニ。去年の今頃に「オルセーのナビ派展がよかった話」というポッドキャストの番組を配信したので、ナビ派の人たちに会えるとうれしくなってしまう。
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このあたりの時代もよかった。
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今回一番好きだったのはこの絵かもしれない。冷蔵庫に貼っています。
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50才で宝くじが当たって絵に専念したという、アルマン・ギヨマンの作品もよかったし、友人マティスと訪れた港町を描いたフォービズムのアンドレ・ドランも服にして着てしまいたいぐらい好き。

 

ツイートを引用させていただいたこの絵は、モニターで見るとなんのことだかって感じなのですが、本物を見ると迫力です。

 

模写メモしていて思いましたが、風景画だけをこんなにまとめてじっくり観ることもあまりないし、全体で見てもこんなに好きな絵ばかりが並んでいる展覧会はもしかしたら大人になってはじめてかもしれません。そのうっとりした感じが、3週間ぐらい経ってもまだ消えないのは、今の季節が絵の中に描かれたように美しいからかな。

 

森を散歩するようで、とても気持ちよくて、絵を見るのっていいなとか、自然って美しいなとか、とにかくすごくいい気分になる展覧会です。

2018年7月8日(日)まで。

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音声ガイド。BGMもよかった。
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片付け祭りレポート⑤

引き続き片付けについての研究、考察。

 

 

ここ4年の自分の関心や行動をふりかえってみると、今ぐらいの時期に決心・決断するといい流れがくることがわかってきました。

 

季節的なもの、過ごしやすさ、昼間の時間の長さや、日本が4月が年度始めという文化など、いろいろ要素はありそう。

 

なんだかわからないけど、そのいい感じの力を借りて、来年もこの時期に大規模な片付けをすることに決めて、2019年のカレンダーに入れました。

新月満月の願い事リストと組み合わせれば盤石!

 

 

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日常の中でも微調整していくんだけど、気づかないうちに生じている角度のズレ(悪い意味でなく、本当はこう行きたがってるのに妨げられた角度を行ってる、とか)は、すべての物に風を通してみないと確認できないかなと思った。

 

息子の成長みたいな。毎日見てても変化感じるけど、大きい変化は去年の写真や作文を見てみないと実感できないとかそういう感じ。

 

そして一年に一度やるなら、寒く慌ただしい年末でもなく、花粉とホコリにまみれる年度末(3月)でもなく、適度な湿度と気温のこの時期がぴったりな気がする。

 

2019年のわたしが、2018年のわたしに「サンキュー!グッジョブ!ハイファイブ!ハグ!」してくれるのを楽しみにします♡

 

来年になったらすっかり忘れてても、SNSのリマインド機能がお節介してくれるはず。

 

 

片付け祭りレポート④

きょう自転車を整備点検してもらい、4年ぶりに乗れるようになり、ついに片付け祭りが終わりました。

 

カタ(片)が付いた。

 

片付けただけでなく、掃除もできました。

 

家の中の空気がすこぶる良い。

もともとすごく気に入って住みはじめた家だけど、今新たなポテンシャルを感じている。この家がほんとうに大好き。

 

家の中にある物のこと、この家のことに隅々まで目配りができているという実感をしみじみと味わっています。

 

モヤっている場所も、モヤっている物も今ここにはない。

 

 

状況はいつでも日常の中で調整していくものであり、わたしには状況を変えていく力がある。それによってよい状態に自分を調律することができる。

 

自転車の子乗せ部分を取ってもらいました。

もう息子を後ろに乗せることもない。

荷車として利用しようかとも考えたけど、それよりもわたしは身軽になりたい。息子に相棒の自転車がいるように、わたしもまた相棒と純粋に走ることを楽しみたい、取り戻したいと思いました。二人で自転車でお出かけもしたい。

 

自転車を見てもらっている2時間のあいだ、お気に入りのカフェでお気に入りのパンケーキをいただき、わたしはpc作業して、息子は横でiPadで遊んで、パンケーキをシェアして、ときどきおしゃべりして。

 

そんなひとときも宝物。

 

片付けに取り組み、実行してきたこの1ヵ月の自分の内外の変化はものすごかったです。そこに至るまでの何年、何十年の月日と、きっかけになった出来事と物と、かかわった人たちのことを思うと、なんだかもう言葉にならない…。

 

すべてにありがとうございます。

 

それを経てちょっと変化したわたしを、来週はプロの写真家の方に撮り納めてもらいます。楽しみ。

 

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KLASS 第1期の3 また行きたい!と思える場をつくるゼミ(第1回)ひらきました


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千駄木の「まちの教室KLASS」で、5/12 「また行きたい!と思える場をつくるゼミ(第1回)」をひらきました。

 

わたしの中では満を持して開講する、場づくりそのものを扱う講座。うれしさと不安で前夜から緊張しっぱなしでしたが、参加してくださった皆さんの熱意に助けられました。ありがたい!

しかし帰宅して布団に倒れ込んだりしたので、もうちょい力抜こう…。ふぅ。でもまずは1回目終わってホッとしました。

 

次回はよりイメージしやすいよう色や形や姿をラフに描いたり、小さな設定をした場の進行にチャレンジしてもらったり、ゼミ生同士のディスカッションの時間を多く取ったり、用意してきたものだけでなく、個別の進捗や課題をふまえた上での進行やプログラムをその場で設計したり、いろいろ工夫してみたいと思います。

 

以下レポートです。

・・・

 

人が集まる場をつくりたい人や、ふりかえりたい人が、自分らしい場づくりをレクチャー、ワーク、参加者同士の対話を通じて考え、学び合うゼミ形式の講座です。

 

この日は「棚卸と企画の抑えどころ」がテーマ。参加された5名の方は、すでに場をひらいている方も、計画中の方も様々。

 

自分自身が「参加者として行きたい場」「行きたくない場」について考えたり、「なぜわたしが」「誰と」「何をわかち合いたくて」「何をする場をひらくのか」など、まずは自分を主語に今の状況、状態を整理し、語ってもらいました。後半は「この場にかかわると、どんな体験ができ、その場はその人にとってどんな存在になるか」を考え、今どこまで見えているのかを確認し、最後に「きょうわかったこと、もっと知りたいこと」について共有し、終了しました。

 

地域でのごはん会、女性のための場、ずっと気になっているライフワークのこと、社内で立ち上げた勉強会や地域で立ち上げたコミュニティでの運営など、やってみたいこと、やってみたけど難しいこと、クリアなところ、あいまいなところ、わからないところ、困っているところ…など、「場をつくる」という共通したテーマに集まってきた人たちに丁寧に聴いてもらったり、他の人たちが真剣に言葉にしている姿を見て、気づくことがでてきます。

 

この場づくりゼミでは、積み上げ型ではなく、関心があり力の出せるところからまずやってみよう!をおすすめしています。今回扱ったテーマや範囲も、必ず全部一定のところまでできなくてはいけないというものでもなく、人によって、時期によって、必要だったり必要でなかったりするような類のものだ、ということを前提に進めています。そのときに今どこまで考えているのかを確認できる場があることが、大きな助けになればよいなと思います。

 

この場で完了することは何一つなく、むしろここで引っつかんだもの、生まれた問いを日常の中でふわっと漂わせながら過ごしている中で、気づくことがあります。やってみようかな...と小さく、やるぞ!と大きく決めること、決めたことを実践していく皆さんをこの場で応援しています!

 

・・・

今後の予定です。ご参加お待ちしております!

 

▼また行きたい!と思える場をつくるゼミ(単発参加OK!) 5/26(土), 6/9(土), 6/23(土) 

https://bazukuri.peatix.com/

※単発参加できる講座内容にしていますので、1回だけでもぜひどうぞ。


▼自分の今とこれからを見つける夏至のコラージュの会 6/21(木)

https://collage2.peatix.com/

※自分の願う場づくりに話す書く以外の方法でアプローチしたい方にもおすすめ。

 


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片付け祭りレポート③

片付け最終章。今月中に終わるぞ!

 

直接的に間接的に、いろんな方にお世話になりながら進めてます。

 

ほんと感謝だなー。

 

たとえば、今朝は同じ路地のおばちゃんに、「あらぁこないだから大掃除?」と声をかけられ、「そうなんです〜もうたまっちゃって」と応答。「片付けないとすぐたまるのよねぇ」なんて会話があり、よしがんばろうと思う。

 

見ててくれる、知っててくれる人がいると励みになります。

 

きのう友人たちとZoomで1時間、「新月の願い事リスト書き」のコワークをやっていて、片付けはやっぱりみんなのテーマだった。

片付けてどうなりたいの?

片付いてると何ができるようになるんだろう?

その状態を想像してみたらどんな気持ちがわくんだろう?

などなど話しました。いい時間だったな。

 

写真は息子が保育園のときのもの。夕方迎えに行くと、「おかあ♡はい」とよく手紙をもらいました。かわいくてとってあったのどこに行ったかな?と探してたら、片付け中に見つかった。封筒に、これまた息子の描いた魚を切って貼ってかわいくして、大事にしまいました。

 

息子が、そのへんの紙に、自分の泉からわきでるままに描いてた絵は、あとから見ても懐かしくなりそう。

 

それでもだいぶさよならしました。

 

今まで息子の絵や製作物をよく壁に貼ったりしていたけれども、懐かしいもの一つと最新のもの一つがあれば十分じゃないかと思った。

 

そうしないと新しいものが作れない。

以前の創作物をいつまでも大事にしすぎることが、新しいものを創作する足を引っ張っているんじゃないか。

 

それはわたし自身にも言えることで。

 

この発見はとても大きかった。

 

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片付け祭りレポート②

片付けに真剣に取り組むこと約1ヵ月。

日々EUREKA!!と叫ぶことばかり。

 

きょうはじめてうちに来た人が見たらめっちゃ散らかってると思うだろうけど、ビフォーを知っている人なら目を剥く美しさになった。

 

そもそもこの片付けの物語は、1月にかるたの大会で優勝した前後に体感した「身体と心のぴったり」からはじまっている。

話すと長いので割愛するけど、まぁ人生ぶんと言っていいぐらい、ほんとーうにいろいろあっての今なのだ。

 

妹がGWに片付けを手伝ってくれたとき、片付けをする上で大事なことをさまざまに伝授してくれた。

 

中でも、

・色

・Z軸

・8割

・メリハリ

・一軍とそれ以外

・既成概念から自由になり自分だけの快適さを追究せよ

は非常に役に立っている。

 

夜中に「えーん(ToT)」みたいな気分になったときによく、お世話になったスクールカウンセラーさんの「せいこさん、それは別にやらなくていいんじゃないですか」と「せいこさんはほんとうによくやってらっしゃる」をさかんに脳内再生させてるときみたいに、片付けのときのフレーズを妹の声で脳内再生することにした。

 

「いや、それはやばいで...」

「これはもうええんちゃうかぁ?」

「ねねは疲れてんねん、ほんまはきれい好きな人やって知ってるで」

など。

 

生き延びるために、よく生きるために、使えるもんはなんでも使う!!!

 

さらに妹からは、「片付けはどうですか、進んでますか。困ってることない?」「きれいになった部屋の写真送ってや」などの励ましのメールが数日おきに来る。

 

ありがたいことである。

 

きょうもアイロン台と収納グッズを買いに、仕事の後に上野のダイソーニトリと無印をはしごしていた。

 

無印でふと写真のイデーのバブーシュが目に留まった。

先日桐島かれんさんのお店で試したバブーシュが可愛くて、履き心地もよくて、買わなかったけど、バブーシュっていいなぁという印象が残っていた。

(その時の用事がまた片付けにめっちゃ関係あるのだけど、それはまた後日別途独り言する)

 

 

税込3,780円。

 

室内履きにこの金額出したことない。超高級品だ。

 

いつもはユニクロの800円のスリッパをボロッボロになるまで履き込んで捨てるわたしが、こんなものを買ったらあかんよね、と一瞬思う。

 

でも一応履いてみる。履くのはタダ。

 

……わー履き心地いい...。なにこれーぴったりやん!

 

そのとき気づいた。市販のスリッパはわたしには大きすぎるのだ。

女性向けでも25cmぐらいある。

わたしは22.5-23cmなので、大きいスリッパは実はとても歩きにくい。

ものによってはミッキーマウスの足みたいになる。

 

この狭い家の中でさえも、そういうものを毎日履いて歩くことが小さくストレスだったのだ。

でも「それしかない」ので履いていた。

 

このバブーシュは23-24cm。

そうか、こういうのが欲しかったのか、わたし!

 

もう一度値段を見る。

でも…他を探しに行く手間…気にいるかどうかもわからない…またここへ出直す手間…めんどう…めんどう...

 

......面倒!!!!!

 

色、どうする?

 

 

妹曰く「片付けは色」。

茶と白で迷う。

結局、床の色に近い茶をお買い上げ。

 

帰ってきて、買ったばかりのバブーシュを履いて台所に立ってお茶を入れてみる。なんと気分が良いことか!

そうか、買い物っていうのはこうするのか。

 

片付けとは「色」と「サイズ」と「性質」なのかもしれないなーと、今のところのキーワード。

 

またしてもEUREKA。例えばこういうことが日々起こっている。楽しい。

 

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第1期の1 積読本をひらく読書会


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4/28「積読本をひらく読書会」ひらきました。

 

「読書会ってはじめてだけど、積読本を持って行くだけでよくて、しかも読んでいなくていいなら参加できる!おもしろそう!」と来てくださいました。1人1冊を順番に紹介し、これを2周して、計8冊が集まりました。

 

買った本や借りた本、何十年も前からある本からつい数日前に買った本まで、何ページかは読んだ本から一度も開けていない本まで、本との関係もさまざま。忘れられない旅、家族の思い出、ずっと追ってきた作家、今取り組み中の学問、選書の基準や読書スタイルなど、本がいろいろなテーマを運んできてくれました。

 

この日は「読むべき」という言葉が何度か聞かれました。義務でも脅迫でもないのだけど、ある本を前にしたときに、なぜかその人にだけ湧き起こる強い衝動。これってどこから来ているのでしょう。また、ほとんどの本に、手元に来るきっかけになった人がいることが見えてきたのも興味深かったです。

 

やっぱり積読本をひらくのは楽しいです。ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!

 

次回は5/9(水)10:00〜12:00です。

お申し込みはこちらから!
https://tsundokubon.peatix.com/

 
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【KLASS】 積読本をひらく読書会 第1期-2


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5/9 積読本をひらく読書会、ひらきました。
雨で寒い日にもかかわらず、4名がご参加くださいました。

大事すぎてもったいなくて読めないけれど、書棚にも並べていなくて、目につくところには置いてあって積読本ならこれ、とすぐに決まった本。

今ものすごく自分のテーマだけど、難しくて読めなくて、読まずにそのまま図書館に返しそうな本。

菓子折りのようにお世話になった人に気軽に渡すプレゼント本として待機している自分では読むつもりのない、誰の元へ行くのかまだわからない本。

…など、10冊の積読本が集まりました。

 



それぞれの物語(読んでないけどある!)をじっくり聴いてみんなであーだこーだ話して、一緒に本の旅をして帰ってきて、最後に並べると、「おお、壮観!」なこの瞬間が好きです。物語を知らなくて、ただ本が並んでいるだけならこんなふうにはきっと感じないのでしょう。

 

お一人、「一冊だけだったので、もう一冊は読んでしまった本を…」と出してくださった本が、付箋だけでなく、図書館の予約表やリフレのチラシやしまいにはおしぼりの袋まで動員してしおりにしていて、取るものとりあえず、ここの大事な箇所にしるしをつけねば!という勢いや情熱が感じられ、他人の読書の痕跡を見るのもおもしろいなぁと思いました。

 

 

ご感想をいただきました。

「楽しそう。と眺めては、何度もHPを見て、また楽しそう、と思って参加しました。

読めていない本を持ち寄り、観察と対話を繰り返すことで、本への気持ちが確かになったり、出会った方との交差を楽しみます。
本日5名。持ち寄りは2冊づつ。
1冊だったらわからない各々の現在の気持ちが透き通ってくるようでした。

私の本は「実行につながる宣言」をしたかった!と、徐々に気づいたり(ちょっと恥ずかしい)。

みなさんの積読が、我が家へ移動しそうな魅力的な本が集まっていて楽しかったです。」

 

ご好評につき、「積読本をひらく読書会」は第二期もひらく予定です。

ご参加くださった方、ご関心をお寄せくださった方、ありがとうございました!

 

《募集中の講座@KLASS》
▼また行きたい!と思える場をつくるゼミ(単発参加OK!) 5/26(土), 6/9(土), 6/23(土) 
http://klass.hagiso.jp/class/bazukuri/

▼自分の今とこれからを見つける夏至のコラージュの会 6/21(木)
http://klass.hagiso.jp/class/collage-2/

 


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片付け祭りレポート①

先週からがしがしと片付けに勤しんでおります。

懐かしいものが出てくる出てくる。今までありがとう、さようなら。

 

 

連休後半は、関西在住の妹と甥がうちに泊まりにきているので、わたしなりに片付けていたのですが、「こんなんまだまだあかん!もっといけるで!」とのことで、妹のご指導の下、計画を立て整理しドカドカ捨てまくったら、45L袋で10袋ぐらいになった。

でもまだあと5袋は出そう。

 

...が、さっき区のゴミの捨て方をちゃんと見たら一回あたりに捨てられるのは3袋までとのこと。オーノー!何週間かはこのゴミ袋と暮らさねばならんのか。でも日毎に快適になっていく家、うれしい。

 

自分にぴったりくるものだけを家の中に持ち込み、好きなものとだけ一緒にいて、「賞味期限」が過ぎたものはどんどん放出し、常に新しいものをつくりだしていく暮らしや人生にしたい。

 

いつどうなるかわからないので、遺品整理する人が困らない感じにしときたい気持ちも年々高まっています。

 

 

▼映写時代の予告フィルムの破片。

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不忍ブックストリート・一箱古本市、出店しました!

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今年も「不忍ブックストリート・一箱古本市」に出店しました。

立ち寄ってくれた方、見ていてくれた方、場をつくってくださった実行委員の皆様、ありがとうございました!
はじめましての方も、いつもどうものお友だちも、お久しぶりですの方も、ここの場でお会いできてうれしかったです。

 

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3年目のわたしたちのお店[トリとニワトリ]で並べたいのは、「ゆずりたい本を音読つきでお届けする」と「今はまだゆずれない本だけど音読をお届けする」の2つなんだなぁというところに、相方のマキさんと至りました。そのまっすぐな気持ちで一日お店に立ててよかった。

 

準備の時間も楽しくて、年に一度、こうして本棚の本を一冊ずつ出して、風を通していく作業もとても楽しかったです。

 

48冊の本たちを音読と共に次の方々へ手渡しました。

小さな出会いの場がぽこぽこたくさん生まれました。

どんな本棚に並んで、どんな場所で読まれるのかな。

 

本と人とまちにありがとう。

 

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お知らせ・映画「ちはやふる-結び-」の感想をあーだこーだ語る会、ひらきます

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映画「ちはやふる-結び-」が映画としても競技かるたとしてもたいへんよかったので、4/21にあーだこーだ話す会をひらきます!

…とこちらでお知らせする前に満席になってしまった。ごめんなさい。

chihayafurumusubiadacoda.peatix.com

 

今回一緒に場をひらく相棒のゆきこさんは、「物事をたいこ目線で語りがち」というアマチュア打楽器奏者で、「ちはやふる」は漫画も映画もかなりディープなお付き合いをされています。「ちはやふる」と「結び」の魅力をゆきこさんのたいこ的世界観でどう語ってくれるのか楽しみです。

 

わたしは競技かるた、和歌、平安時代などをキーワードに語りたいな〜

会場は競技かるたの聖地、文京スポーツセンターや大塚かるた記念会館に近いカフェ、totoruさん。わたしが大好きなお店です。

 

レポートをどうぞお楽しみに!

 

お知らせ:KLASSの講座はじまります!(場づくりゼミ、読書会、コラージュ)

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(考えていることをまとめて書く場がほしいと思ってはじめたブログですが、見た目がお知らせとレポートだけになっているような気もします...。まぁしょうがないか...。)

 

さてさて、

まちの教室KLASS、第1期講座のお申込みがはじまっております!
わたしはこちらの3本を担当します。



・また行きたい!と思える場をつくるゼミ  5/12土, 5/26土, 6/9土, 6/23土  
・積読本をひらく読書会 4/28土, 5/9水
・自分の今とこれからを見つける夏至のコラージュの会 6/21木


 

シラバスに書ききれなかったことを少し書きます。

 

どこから入ってもいい場づくりゼミ

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このゼミでは、個人の自発的な活動/団体や組織内の担当業務、営利/非営利でも、対象が少人数/多人数でも、単発/継続でも、どんなテーマでも自分の場に取り組むことができます。

単発でも途中からでも受講可能なところがミソです。場というふわふわとした概念を自分なりに体系化するときの入口や順番は人それぞれ、背景やこれまでの経験から必要としているパーツも人それぞれだからです。

ゼミ生同士のディスカッションとパート練習は、現場でいきなり出す前に、手放しで応援してくれる人と練習ができる、貴重な機会!きっと背中を押してくれるはずです!

積読本の会に出て、場の様子を見てからゼミにいらっしゃるのも歓迎です。

 

 

積読本をひらいた後が楽しい読書会

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3月のプレ講座に来られなかった方からも「おもしろそう!行ってみたい!」と声をかけていただいた読書会。持ち寄り型の読書会でもさらに、「中身を読んでないから自分もよく知らない」という半闇鍋的な感じがまずおもしろいのと、時間がなくて読めていなかっただけ「ではない」、積読という行動の奥深さを味わうひとときでもあります。

わたしは、前回のプレ講座で背中を押されて読んでみたら、「やっぱりそういう本だったんだ!」とびっくりしたり、読書会で宣言した「この本に期待していること」を本からたくさん受け取りながら読み進めることができ、ひらいた後の楽しさがいつまでも続いていました。

本のジャンルは問いません。読書会をひらきたい方にもはじめやすい型です。

 

 

節目につくる、自分の今とこれからを見つけるコラージュ

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こちらも3月のプレ講座は、仲間内のイベントから講座としてひらくことの意味をつかむきっかけになりました。(「プレ」のありがたさ!)これを通じてわたしは何をお届けしたいのかしら?ということがすっきりと言語化できました。

このコラージュをつくる会は、節目を迎えている方に特におすすめです。今や未来が漠然としている方は最初の一歩のお知らせになります。やりたいことが決まっている方には、自分自身とほんとうにつながった、大切な願いから生まれていることに取り組んでいるのだ、という一貫性の確認になります。

3時間半じっくりと、比較や評価もない安全な中で「自分と二人で対話」、「一緒に作業した人と対話」しながら取り組んで出来上がった作品は、きっとあなたにとってお守りのような存在になるはずです。

暦に合わせて製作すると、自然とのつながりが感じられて、よりパワフルです。次回は夏至の日です。

 

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◆KLASSの他の講座も気になるものがいっぱい!ぜひチェックしてみてくださいね!

◆KLASSは千代田線千駄木駅から徒歩0分!交通至便!講座の前後は千駄木〜谷中〜根津のまち歩きもぜひお楽しみください。おすすめルートもご案内できますよ。

KLASSのオープンDayが4/21、4/22にあり、どなたでもご見学いただけます。

◆ひととびの各講座はご希望の場所での開催も承っております→ひととびのWebサイト

  

 

 

ひらきました!:春をことほぐコラージュの会@まちの教室KLASS

 3/20、KLASSでの「春をことほぐコラージュの会」をひらきました。翌日は春分の日。天体の運行が大きく変わる節目の日。日本では、今年度が終わり、新年度を迎える境目の頃。自分の今の座標や願いを確かめてみませんか?とお誘いしました。

ptix.at

 

コラージュの会ではこのようなものを作ります。

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ペーパークラフトのような「きれいな飾りを工作する」のとは目的が少し違います。

コラージュの会は、今の自分の中にモヤモヤとうずまくあれこれ(したいこと・行きたい場所・ほしいものetc...)をまずは欲望のままに全部バサッと出してみて、紙一枚に定着させてみる。そして、その自分の作品が発しているメッセージを読みとってみる...という、わくわくした気持ちを作ることが目的です。

 

2011年ごろから友人を誘って主に年末年始にひらいていた場なのですが、やるたびに好評をいただいていて、毎回参加してくださる方もおり、自分でもとても好きな場なので、今回初めて講座として取り組んでみることにしました。

 

主な手順はこちらに書きましたが、毎回ひらく時期・時季や来てくださる方に合わせて少しずつアレンジを加えています。

 

自己紹介をしたあとは、「今、気になっていること・関心のあること」をテーマに書いたり話す時間をもち、そのあと製作にかかります。普段はあれやこれやと理由をつけたり制限を感じてやらないできたことや、逆に実現に向けてあたためてきたことが、キーワード出しをしたり、人と話したり、雑誌をめくりながら写真や文字を雑誌から集めているうちに、だんだんとクリアになってきます。

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仕事、人間関係、暮らし、健康...生きているといろいろ気になること、関心のあることはありますが、何を選ぶにせよ、いっぺん自分にとっての「大好き!!!!」「こうなったら素敵!!!!」をコラージュでがっつりと描いてみて、そこからメッセージを自分で読み取ることで、進められる流れや動きがあるように思います。

具体的な方法や手段で悩んでいて進まないとか、「どうせ...」みたいなしょんぼりした気持ちになってしまうことがあるなら、ぜひこの場を試していただきたいな。 

 

ほかの人の作ったコラージュを見るのもとても楽しいのです。似たような雑誌から探して、同じ時間を使ってチョキチョキしてるのに、出来上がってくるものは人によって全く違うことに驚きます。

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自分のコラージュ作品にもらう感想や質問も貴重です。自分ではなんとなく気になって貼っていたものなのに、そこに大切な願いが込められていたことに気づきます。自分の今の状態も客観的に見ることができます。

 

当日は講師(というかツアーガイドみたいなものです)のわたしも作ります。作品は部屋に貼って、新しく作るたびに貼りかえます。ときどきふと眺めると、作ったときのわくわくやみんなに応援されたうれしさがよみがえりますし、見るたびに新しい発見があって、今気になっていることへのヒントになることもしばしばです。

時間をかけて自分と人と対話しながら作るので、とても気持ちが乗っていることもあるだろうと思います。単にその場だけの楽しさで終わらないよさがあります。

 

ここでは何をしているのかというと、すごく抽象的に言うと、「自分の生きたい世界を描き、そのように生きる」ための描き方の一つの手法ときっかけ、ということかと思います。そのように生きると何がいいかというと......楽しい。ただそれだけなんですけど、とても大切なことかもと最近感じています。

そういえば息子が小学3年生のある日ふと、「ぼくたちの役目は楽しく生きること!」と言ったことがありました。「だよね!」と思わず握手を求めてしまった。

 

この日の講座では、「ゆっくり」と「待つ」を心がけ、来てくださった方と3時間半の旅をしました。同じ電車に乗っているけれど、見えている風景やそこから想い起こすものや受け取るものは、一人ひとりまったく違う。それを時折交換しながら。

 

今回はこんなふうに、作品の発表から感じたことを短い単語カードを使ってフィードバックすることをしてみました。誰もが持っている本質の言葉なので、もらうとあたたかい気持ちになります。

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最後にきょうどうでした?とうかがうとこんな言葉を聞かせていただきました。

「自分てありきたりだなと思っていたのに、他の人のコラージュを見たら、なんだ、全然違う!わたしはなんてわたしらしいんだろうと思った。大切にしたいことや好きなものを見える形にして、見るたびに背中を押してもらうようなものが作りたくて来た。本当にその通りのものができてうれしい」

それをうかがって、その日の「ツアーガイド」のお役目を果たせたかなと感じることができました。ありがとうございました。 

おやつは谷中の和菓子屋さん、岡埜栄泉さんのおはぎをお出ししました。お彼岸限定のお味、美味しかったです!ごちそうさまでした!

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次回は第1期の6月21日(木)。この日は夏至。北半球ではこの日が一年のうちで日の出から日没までの時間が最も長くなります。天体の運行や暦に合わせて製作すると、自然とのつながりが感じられて、よりパワフルです。

collage2.peatix.com

 

 

他にも魅力的な講座がたくさん生まれています。まちと人と暮らしが出会う。KLASSをめぐるこれからの展開がとても楽しみです!

まちの教室 KLASS
http://klass.hagiso.jp/
https://www.facebook.com/klass.sendagi/

 

ウェブサイトをオープンしました

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2018年3月から本格的に場づくりと場づくりする人のサポートの仕事をはじめました。それに合わせてウェブサイトをオープンしました。

hitotobi.strikingly.com

 

わたしは何をしているのか?、仕事を通じて何をしたいのか?、場づくりに関心を持たれた方とどの部分でご一緒できそうか?をお伝えしたり、場づくりという世界を覗く窓の一つになっていればいいなぁと思います。

 

ずっとつくりたかったポートフォリオもこれを機にまとめました。何になるかはわからないけれども、できるだけ記録をとろうと心がけてきたことが、今、役に立ちました。レポートやメモを拾えたもの、写真だけでも撮っておけたものなどいろいろですが、やっておいてよかったです。記録やっぱり大事です。それでも記録のないものもあるので全部は入りませんでしたが、しかしこうして見ると壮観!じわじわと喜びを感じます。

 

我ながらなかなか画期的だと思っているのは、「場を休みたい、終いたい」と思ったときにもセッションが受けられるところです。立ち上げは華やかで勢いがありますが、終わったり始末をつけることもまた祝福なのです。わたしたちは有限の存在なので、場もまた有限で当たり前。変化も自然なこととして受け容れ、祝福したい。休むことや終うことを決断するまで、決断して手をつけはじめてから、学びと感謝と悼みを味わう必要も出てきます。ここを伴走してもらえるときっと心強いよなぁと、自分がしてもらった経験から、サービスに加えました。

 

まずはここからはじめてみようと思います。

あらためまして、ひととび&せいこをどうぞよろしくお願いいたします。

 

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