遅くなりましたが、『ディリリとパリの時間旅行』でゆるっと話そうのレポートです。
暮れもおしせまった12/27(金)の夕方。
直前に新聞に映画の紹介が載ったこともあってか、劇場は満席となりました。めでたい。
ゆるっと話そうのほうには、まだ観ていない方2名も含め、10名がご参加くださいました。
ほとんどの方が直前の回を見終わって、2階のゆるっとの会場にいらっしゃるのですが、どなたも「ああ、いい映画だった〜♡」というお顔で、うれしくなります。
パリやヨーロッパの文化が好きな方
美術や音楽や文学が好きな方、
ミシェル・オスロ監督の作品が好きな方、
鑑賞対話の場づくりに関心がある方、
音声ガイドを担当された方など、いろいろな方と円座を組んでお話しました。
今回の進め方
・まずはお隣の方と2人でペアになり、話す人・聴く人に分かれてお互いに5分ずつ、観た感想を話してもらいました。観ていない方は、どんなイメージを持っているか、どうして観たいと思ったか・興味を持っている点について話してもらいました。
・その後、「2人で話していて印象に残ったこと」を全体にシェアしてもらいました。
・そのシェアを聴いてまた思ったこと、気づいたこと、話題には出ていないけれどふれておきたい箇所や視点について話しました。
わたしが今回のトークで印象に残っているのはこんなこと。
・パリ、フランスの誇りを感じた。一つの文化や時代をつくった「怪物たち」がこれでもかと登場する。あれはフランスの人たちを鼓舞する効果もあるのではないか。
・パリのまちがとにかく美しい。DVDが出たらほしくなった。(出てます!→★)
・途中怖いことも苦しいことも起こる。実際に現代のフランスや世界が直面している課題(女性差別、人種差別、貧困、暴力など)も多々出てくるが、最後には希望をみせてくれるところがよかった。
・アニメーションだから直視できた。
・フランス語の美しさにうっとりした。
観ていない方は、みんなの話を聴いて絶対観たくなった、
観た方は、みんなと話して、もう一回観たくなった、とのこと!
観た方は、みんなと話して、もう一回観たくなった、とのこと!
いいですねぇ^^
わたしはゆるっと話そうをひらくにあたって、2回目を観て、さらにオスロ監督の前作『アズールとアスマール』も観たのですが、こちらも素晴らしい作品でした。国籍、人種、移民、性、身体的特徴による差別や文化の軋轢など、深いテーマを扱いつつ、愛と美と光にあふれていました。おすすめです。
ご参加くださった方、ご関心をお寄せくださった方、ありがとうございました。
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