ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

〈お知らせ〉10/26(月) オンラインでゆるっと話そう『彼の見つめる先に』

今月のシネマ・チュプキ・タバタさんとの〈ゆるっと話そう〉第16回は、
『彼の見つめる先に』です。

youtu.be

 
10月26日(月)20:00〜21:15 オンラインZOOMにて

この映画を観た方なら、どなたでもご参加いただけます。

お申し込み、お待ちしております。

https://coubic.com/chupki/857963

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あるまちの、ある学校に通う、10代のささやかな日常。
もう守られてばかりの子どもじゃないけど、まだ大人ってわけでもない。

誰かを好きになるってどういうこと?
ここを出たい、誰も自分を知らないところに行ってみたい。
知らないことに挑戦するのはちょっと怖い、恥ずかしい。
同世代の子たちと気が合わない、馴染みたくもない。
苛立ったり、恥ずかしかったり、衝動的になったり。
自分でも訳がわからない感情でいっぱいになる。

あなたにも覚えのある瞬間、あったでしょうか?
ポップで爽やか、ピュアで胸キュンなシーンの数々と、大切にしたい気持ち。
他の人の注目ポイントを聞いて、自分には"見えなかった"部分を発見したり、
あのあと彼らはどうなっていくのか想像したりして、ゆるっと話しましょう。

ご参加お待ちしています!
 
シネマ・チュプキ・タバタ以外で観た方も参加大歓迎です!
 
詳細・お申し込み

 

 

▼監督インタビュー(2018年来日時)

cinema.ne.jp

 

tokushu.eiga-log.com

 

 

 

▼おまけ

わたしが映画を観て、真っ先に思い出したのがこの本。

 

 


スペインの人気ブロガーが、ネットを通して知り合ったセクシャル・マイノリティの若者たちの体験を下敷きに書いた小説です。

アウティング、いじめ、自傷、DV......。
ゲイの高校生オスカルが、苦境に立たされながらも、柔道のクラブで出会ったセルヒオとの出会いを通し、生命力と誇りを回復していく物語。

 

『彼の見つめる先に』よりも主人公の置かれた環境や立場はきついけれど、リアルに描いてくれるからこそ、理解できることがたくさんありました。

恋するときめきもせつなさも目一杯で、一気に読んでしまいました。

なにより人が回復し、自立していく物語には勇気と希望をもらいます。
若い人にも、もっと大きくなった人にも、ぜひ読んでもらいたい。

 

『ぼくを燃やす炎』の作者も、『彼の見つめる先に』の監督も、自身がセクシャル・マイノリティ。同性愛嫌悪の環境に苦しむ若い人たちに、作品を通して寄り添いと励ましを送っているように感じられます。

わたしにとっては、この2つの物語は、全く異なる存在ながらも、特別なつながりを持っています。

 

映画をご覧になった方はこちらもぜひ。

より作品の深みに気づけると思います。

 

 

▼ゆるっと話そうはこんな場です。はじめての方のご参考になれば。

hitotobi.hatenadiary.jp

 

 

 

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seikofunanokawa.com