シネマ・チュプキ・タバタさんとコラボでひらく鑑賞対話の場〈ゆるっと話そう〉。
オンラインでの開催です。
全国、全世界、インターネットのあるところなら、どこからでもご参加OK。
9月はこちらの作品です。
『プリズン・サークル』(2019年/日本)
▼公式サイト
〈ゆるっと話そう〉は、映画を観た人同士が感想を交わし合う、アフタートークタイム。 映画を観て、 誰かと感想を話したくなっちゃったこと、ありませんか?
印象に残ったシーンや登場人物、ストーリー展開から感じたことや考えたこと、思い出したこと。 他の人はどんな感想を持ったのかも、聞いてみたい。
初対面の人同士でも気楽に話せるよう、ファシリテーターが進行します。
印象に残ったシーンや登場人物、ストーリー展開から感じたことや考えたこと、思い出したこと。 他の人はどんな感想を持ったのかも、聞いてみたい。
初対面の人同士でも気楽に話せるよう、ファシリテーターが進行します。
———————————————————
第23回は『プリズン・サークル』 をピックアップします。
多くの人にとって日常から離れた場所、刑務所と、そこで自らの過去を見つめ、語り合う受刑者たちを映すことを通して、わたしたちにこの社会の有り様を問いかけてくれる作品です。
長引くCOVID-19感染症の流行によって、これまで社会が持っていた矛盾や構造的な脆弱さが、どんどん露わになっています。
自分自身が苦悩を抱えたり、他の人が困窮している様を見聞きしていると、この社会が、どれだけ立場の弱い人たちを切り捨て、権利を損ないながらつくられてきたかを知ります。そして自分もまた、そのような社会の一員であったことを思い出します。
この映画に出てくるのは、他者に害を与え、損なった人たちですが、同時にその生い立ちの中で激しく損なわれ、奪われてきた人たちでもあります。葛藤を繰り返しながらも、自分を生き始めた人たちの姿に、何を見るでしょうか。あるいは観終わったときに、サブタイトルの「ぼくたちがここにいる本当の理由」について、どんな答えが浮かぶでしょうか。
昨年の第12回〈ゆるっと話そう〉でこの作品を取り上げたときには、参加された方々から、
「自分の言葉でしゃべれる場でよかった」
「一本の映画から、こうも異なる感想が出るとは驚きだ」
「わたしたちもこうやって多様性を認める訓練をしているのかもしれない」
同じ作品を観た人同士が語り合うこの場は、劇中の「サークル(輪)」を彷彿とさせ、ささやかな希望をわたしたちにもたらしてくれます。
話す、聴く、出会う機会が減っている今だから、ちょっと話しにきませんか?
ご参加お待ちしています。
———————————————————
日 時:2021年9月11日(土)20 : 00〜21 : 00(開場 19 : 45)
参加費:1,000円(予約時決済/JCB以外のカードがご利用頂けます)
会 場:オンライン会議システムZOOM
当日のお部屋IDはお申し込みの方にご連絡します。
当日のお部屋IDはお申し込みの方にご連絡します。
参加方法:予約制(定員9名) 予約サイトまたはチュプキ店頭にて。
詳細・申込はこちらから。
*前日時点で2名以上のお申し込みで開催します。
*「ゆるっと話そう」は、どこの劇場でご覧になった方も参加できますが、これから観る方はぜひ当館でご覧ください。日本で唯一のユニバーサルシアターであるシネマ・チュプキ・タバタを応援いただけたらうれしいです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
◉『プリズン・サークル』上映期間 <水曜定休>
9月2日(木)~12日(日) 16:50〜19:06
9月13日(月)~21日(火) 18:40〜20:56
9月13日(月)~21日(火) 18:40〜20:56
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<これまでの開催>
第22回 きまじめ楽隊のぼんやり戦争
第21回 ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記
第20〜1回までの作品
<主催・問い合わせ>