ひととび〜人と美の表現活動研究室

他者の表現にふれることから、自分の中にある美の感覚にもふれてみる、自分の美を表現してみる。みんなで探究する鑑賞の場づくりを通して考えることなど。

市川市文学ミュージアム『さかざきちはるの本づくり』展 鑑賞記録

市川市文学ミュージアムに、さかざきちはるの本づくり展を観に行きました。

http://www.city.ichikawa.lg.jp/cul06/1111000295.html


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誘ってくれた友だちが、さかざきさんとお友だちということで、作家さん御自ら解説いただき、大変な幸運でした。


"手のひらサイズの大冒険"というキャッチコピーそのままに、本を作る工程ってやっぱりわくわくする!

さかざきさんのお仕事現場や、本づくりの思考を垣間見るような展示。


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かわいい!のはもちろん。

その先も知りたい人にとても楽しい展示。

紙、色、綴じ、刷り。物質としての本も愛する方にぜひ観ていただきたい。

竹尾の紙見本、色見本、伝統色の本、世界のブックデザイン展(Toppan)がお好きな方、ZINEを作っている方など、楽しいのでは。

わたしは先日、町田印刷博物館に行ったところなので、シルクスクリーンのあたりが楽しかった。

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会場設計は、openAという建築事務所さんが担当されてます。東京R不動産の馬場さんが代表を務めておられる。たくさんの遊び心に満ちていて楽しい空間です。

自分では思いもつかない展示スタイルになったことで、発見があったとおっしゃってました。

 

こんなふうにアイディアを出し、関わる人と相談しながら、毎回冒険をしてらっしゃるんだな〜と思うし、デジタル以前の自主制作本を見ると、もともと本づくりがお好きだったんだなと感じます。

 

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じっくり見ていると、すごーくシンプルな描画にできるのは、その前にあるたくさんの観察と技術の蓄積があるからだとわかります。キャラクターなんだけれど、デフォルメしすぎない、生き物であることから離れない造形が魅力。


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市川市文学ミュージアム生涯学習センターの中にあり、中央図書館も入っています。

土曜日だったので、家族で図書館に行く人もあって、活発に利用されている場の流れがあって良い雰囲気。

本にまつわる館で見る小さな本づくりの営み。ぜひ足を運んでいただきたい。

2020年1月31日まで。

 

千葉だから、チーバくんもいっぱい。チーバくんのピーナッツカレンダーは作ってみたいピーナッツレシピばかり。

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積み重ねた本のオブジェ。めっちゃ背高いので上まで入らなかった!

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