三寒四温の時期。
気候の不安定さだけでなく、疫病、戦争、地震なども重なり、心も身体も落ち着かないこの頃。
定例でひらくコラージュの会でホッとしていただければという思いで、春分の回をひらきました。(募集ページ https://collageshunbun2022.peatix.com/ )
いつものように、
・棚卸しのワーク(書き出す、2・3人で聴く&話す)
・製作
・鑑賞する
の3部構成。
リピーターさん二人に初めて参加の方が二人いらっしゃいました。そのうち一人はコラージュも初めてとのこと。
ワークのあとのふりかえりでは、
「フィードバックを聴いて、『違う、そうじゃない』と思った。そうではなくて(※嫌だったというトーンではなく)」
「やっぱり人間って節目がほしいのかも、きっかけが必要なのかも」という話題が出ました。
前回詩を読んでみたのがとてもよかったので、今回は文章を5分ほど朗読しました。
アラスカ、カリブー、自然のことについて描かれた星野さんの言葉を読むと、自分の内側の世界がふわっとつながるような、世界と自分の大きなつながりが感じられるような気がします。
朗読を聴いて、ざわざわした心をいったん鎮めたところで、製作に入っていきます。
途中時間は、マイクは音にしたまま、他の人の作業の音を聴きながら、でも自分の製作に没頭する、心地よい時間。もちろん、ミュートや画面オフにしてもOKです。それぞれ快適なやり方で。
最後は鑑賞の時間。
「いろいろ用意していたし、素材もたくさん集めたけれど、最後はこうなった」
「大好きなタイルの写真を貼り合わせているだけだけど、とてもわたしらしくて、気に入るものになった」
わたしの作品。真四角ではないものを作りたくて、おもしろくしたくて、いろいろはみ出させたらこうなった。毎回出しては引っ込めていた素材がようやく使えた。
鑑賞やふりかえりの言葉から。
「現実が思いどおりじゃなくても、希望を持っていい。それは自由」
「そもそも雑誌って、そういう希望を見せるものなのかも」
「個性が出る」
「一人ひとり違っておもしろかった。他の人の作品を見ることがよい刺激になった」
「変わらないところがわたしらしい、変わっていくのもわたしらしい」
「初めてつくってみたけれど、最後に今眺めてみると、昔の自分ってこうだったなと気づいた。不思議。これはなんなんだろう?」
ご参加ありがとうございました。
また気が向いたときにコラージュを作ってみると、自分のその時の状態を知ったり、変化に気づいたりできます。
コラージュの会は3ヶ月ごとに開催していますので、いつでもお越しください。
みんなで見せ合いっこして、発見しあうのが、良さです。
次回は夏至。2022年6月21日(火)。募集はPeatixで行います。
___________________________
コミュニティへの出張開催も承ります
雑誌やチラシや写真を切って、台紙に貼り付けていく、だれでも気軽に楽しめるコラージュです。オンラインも可。お問い合わせはこちらへ。
__________________________________
鑑賞対話イベントをひらいて、作品、施設、コミュニティのファンや仲間をふやしませんか?ファシリテーターのお仕事依頼,場づくり相談を承っております。
初の著書(共著)発売中!