2014年の読書記録。
---
不思議と心が安らいで、読みながら眠って、眠りながら読んでいたような、稀有な読書体験だった。
これはシンクロニシティの物語だ。
・自分の欲望を知り、心から求めれば開かれる
・人との出会いにおいては、インスピレーションを信じて(それが感じられるようオープンでいて)、偶然が通りすがったら迷わずつかまえる。
・夢を追い求めれば、人生の宝物に出会えると信じる。
・一番困難なときにこそ、自分には選択肢があることを思い出す。
・心の揺れ動きは心が生きている証拠。ネガティブな感情は、その先にある夢の実現を示唆している。
...そんなメッセージを受け取った。
ドアを閉めて次のドアを開け、迷いながらも今いる足場よりもっと遠くへ行こうとするとき(つまり今!)に傍らに置きたい本。
『大いなる魂』は人々の幸せによってはぐくまれる。そして、不幸、羨望、嫉妬によってもはぐくまれる。自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。すべてのものは一つなんだよ。
おまえがなにかを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ。
(本文より引用)
パウロ・コエーリョの「11分間」読了。
今年読んだ本の中で一番よかった。
愛と
品性と尊厳、思いやり
ラテンアメリカの作家、好きだ。本も映画も音楽も絵画も、ラテンアメリカにはなに
人間はひとりひとり独自の欲望を生きている。それは各人の宝物の一部をなしていて、
その情動が人を遠ざけることになる場合もあるだろうが、たいがいは、大切な人を近くに 呼び寄せることになる。欲望こそが私の魂が選んだ情動だ。それはあまりにも強烈なので 私のまわりのすべてのものに、すべての人に伝染してしまう。
一日一日、私は真実を選びとって、それとともに生きていこうとする。私はいつも、実際的で能率的なプロフェッショナルであろうと努めている。しかし、本当はいつでも、欲望 を相棒として選んで生きていたい。無理強いされてではなく、また、自分の人生の孤独を いやしてもらうためでもなく、単にそれがいいものだから。そう、それは本当にすごくい いものなのだ。
(本文より引用)
鑑賞対話イベントをひらいて、作品、施設、コミュニティのファンや仲間をふやしませんか?ファシリテーターのお仕事依頼,場づくり相談はこちらへ。