長らく、自分ではないなにかになりたいと思って生きてきたのだけど、
じわじわと、
より自分でありたいと思うようになってきた。
なにが自分らしさかを説明するというよりも、瞬間、瞬間の選択において、どちらが、あるいはどれをとることで、より自分であれるか?を感じて動くようなこと。
自分ではないものになりたいと思うには、いろいろな原因があった。
そのようにしてこの世界で必死で生き延びようとしてきた自分に労いを。その膨大な時間、喪ってきた数多くのものに悼みを。
それがあったからこそ得られたものへの感謝も、その次に。