ひととび 〜人と美の表現活動研究室

観ることの記録。作品が社会に与える影響、観ることが個人の人生に与える影響について考えています。

学びのシェア会 の検索結果:

〈お知らせ〉4/2(土)21:00〜Youtubeライブ配信「この時代を生きる人間同士の学び合いとは 〜ラーンネット・グローバルスクール5,6年生との年間授業から見えてきたもの」

4月2日(土)21:00-22:30Youtubeライブ配信(事前申込み制) ラーンネット・グローバルスクールの青木芳恵さんをお迎えし、5, 6年生との授業の中で得た学びについて、きみトリ著者3人と対談します。//////////////////////////この時代を生きる人間同士の学び合いとは 〜ラーンネット・グローバルスクール5,6年生との年間授業から見えてきたもの//////////////////////////○出演: 青木芳恵さん(ラーンネット・グローバルスク…

〈レポート〉10代とトリセツをつくる授業最終回「観て話す」

昨年度、『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の筆者3人で、神戸のラーンネット・グローバルスクールの5, 6 年生の授業に取り組んできました。 最終回のレポートを書きました。 note.com 3学期のテーマは、「観て話すのトリセツ〜作品を通じて人とつながる」。講師は私、舟之川です。 一人ひとりがつくってシェアした「観て話す」のトリセツ。 あらすじ、特徴、作者、どこで観られるか、この作品を選んだ理由、自分なりに感じている見どころなどを、スライドを使ったり、実際に物を…

〈レポート〉小学校6学年で「仕事のトリセツ」の授業を実施しました

2月のお仕事の一つです。 私自身、非常に学びが多く、この先の仕事や人生まで照らされていくような、示唆的な場でした。10歳前後の人たちとの関わりは、希望です。 それから、どこの学校の中にもきっといるであろう、学校の中と外部人材とをつなぎたい、コーディネーター志向の先生のことも、もっともっと応援したいし、一緒にお仕事していきたいです。今回お声がけいただき、その重要性に気づきました。 『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の著者の一人、舟之川聖子が足立区の小学校6年生向け…

10代とトリセツをつくる授業:観て話すのトリセツ

2020年に共著『きみがつくる きみが見つける 社会のトリセツ』を出版してから、本を起点とした様々な対話の場をつくってきました。 そのうちの一つが、神戸のラーンネット・グローバルスクールとつくっている通年の授業です。3人の著者で3つの学期を分担して授業を実施しています。 3学期は私の担当です。鑑賞対話の場づくりを「観て話すのトリセツ」とアレンジして伝えています。 この本は「10代に届けたい!」と作ったので、そのエッセンスを本物の10代に直接手渡しに行けることをとても有り難く思…

本『新聞記者、本屋になる』読書記録

Readin' Writin' BOOKSTOREという書店で月に一度開催されている「お座敷の一箱古本市」に出店している。 誰でも出店できて、一日限定で「本屋さんごっこ」が体験できて、本と人との出会いの場が作れる一箱古本市がもともと好きで、不忍ブックストリートなどに友人と4回出店したことがある。 昨年末に自著を出版してからは手売りの機会が必要になったので、Readin' Writin' さんで2021年2月から飛び飛びで5回出店してきた。 この『新聞記者、本屋になる』は、Re…

舞踏「イスラエル・ガルバン|春の祭典」@愛知県芸術劇場 鑑賞記録

近頃、まとまったブログを書く気力がなく、方々にメモしたものを寄せ集めただけになっているが、それでもなんとか記録をとっておこうと思う。 ___ 名古屋芸術劇場でイスラエル・ガルバンの「春の祭典」を観た。 danceconcert.jp イスラエル・ガルバン、観たかったがいろいろ合わず断念。(わたしはたぶんこの代わりに昨年末のフランソワ・シェニョー&ニノ・レネ『不確かなロマンス—もう一人のオーランドー』を観たのだ。きっとそうだ。) — 舟之川聖子|Seiko Funanokawa…

〈レポート〉第12回 学びのシェア会1.0 最終回

学びのシェア会の最終回のレポートをこちらにも記録。 note.com

〈お知らせ〉7月4日(日)学びのシェア会(つくり方解説付)募集中

…している発表です。 学びのシェア会は、端的に説明すると、「独自に学んでいる人からシェアし(シェアされる)という学び方」です。それを自分のために楽しみ、価値を見出す人たちの集まりです。 主観が入るため、ファクトが揺らぐ危険性はもちろんありますが、シェアされた情報をただ呑むのではなく、自分の関心や疑問と結びつけて理解しようとするところに、学びがある、という発想をしています。 また、カリキュラムや評価テストだけじゃない学びが、人間を育むし、活かすことができるということを探究していま…

シブヤ大学×きみトリプロジェクトのコラボ授業をひらいて

先日、シブヤ大学さんときみトリプロジェクトのコラボ授業、「みつけよう!いまのわたしが踏み出せる一歩 ~きみトリプロジェクトから学ぶ、対話と場~」に講師として参加した。 ▼授業詳細 www.shibuya-univ.net ▼きみトリからのレポート note.com きみトリプロジェクトは、わたしも共著者の一人である『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』の出版と普及のために立ち上げた活動で、来年3月までの予定で、この一年、集中して取り組んでいる。 本を通じてアイディア…

台東区100人カイギにゲスト出演しました

…を出すに至った土台〈学びのシェア会〉とは ・「学び」にまつわる問題意識から、次のプロジェクトへ 概ね、お伝えできたと思いますが、もう少しコンパクトにしたかったな、とふりかえっています。自分の中から、このタイミングで出せなかったものがありました。 人前で話すのに一回ずつ慣れて、「流れ」「つながり」を意識して話していきたいです。「流暢に」「巧く」ではなく。 聴いた人が受け取りやすく、像を結びやすい順番、量でお話できたら。 それも今回機会をいただいたから自覚したことであり。やはり場…

出版のクラウドファンディングに挑戦中です!応援よろしくお願いします!(〜2020/8/31)

…ました。 わたしが〈学びのシェア会〉の仲間たちと2019年1月に立ち上げたプロジェクトで、1年半かけて原稿を書き、本づくりを目指してきました。制作費(編集・デザイン・印刷・製本等)をクラウドファンディングで募ります。 刷り上がった本をリターンとしてお届けします。 2020年8月31日(月)まで!応援どうぞよろしくお願いします!!! camp-fire.jp クラウドファンディングに際してのわたしの気持ちを書きました。 camp-fire.jp 関連イベントを続々実施中です。フ…

丹精して実らせたフルーツの、一番美味しいところ〜第10回 学びのシェア会

…、ピア学習グループ「学びのシェア会」。2018年1月にはじめて、1年8ヶ月。なんと10回目。 今回の発表3本。 1、教室で子どもを"支援する"ということ 2、踊るときの目 3、山伏修行リポート 体験が大きすぎて、タイトルだけで精一杯。 中身については書けないけれど、とても貴重な発表ばかり。 前に立って話すとはいっても、説得するのでもなく、紹介するのでもなく、アピールするのでもない。 学びのシェア、体験のシェアというのはまるで、果汁いっぱいの色艶美しいフルーツ。 その人が自身の…

つながり合い、ひろげ合うシェアたち(第9回 学びのシェア会)

…、ピア学習グループ「学びのシェア会」。 いつのまにか第9回! 場を引き受けている人たちがいて、続けようと思い続けているから、続いているのではあるが、そのように願っても叶わないこともあるのが、「場」。 「楽しいから続いてるんだよね〜」というのが実感。 でも偶然そうなっているわけではなくて、そうなれるための、めいめいの智慧、美の感性と表現、そして具体的行動の持ち寄りの結果なのだ。 今回の演題。 1、まだこの世にない仕事のつくり方 2、境界線(バウンダリー)をつくる 3、信仰とエゴ…

5年後のわたしを青天井で描く

…した。 楽しすぎて、学びのシェア会のときみたいに、「ヤバい、楽しい」ばっかりになって、語彙力貧困状態。思考を通過せずに出てくる、生き生きとした魂の響き合い。 それはまるで踊り。舞い。 みんなの書いたフレーズやワードをまねっこし合い、「あたしもそれ書こ!」「それわたしのリストのこれのことじゃない?」など盛り上がりました。 「5年後にハワイでみんなで叶ったお祝いをします」と書いたメンバーも。 それを聞いて、願い事を描き、満月に見直し、また願い、、というサイクルは、未来に希望をつな…

短歌から古事記

…』(偕成社) 前回の学びのシェア会で、短歌の歴史を教わったときに、一番最初の短歌はスサノオノミコトが詠んだ 八雲立つ 出雲八重垣 妻籠めに 八重垣作る その八重垣を なんだよ、と聞いた。 へぇー!神様が?!短歌のはじまり? これは「古事記」を読んで確認したい。 と思った矢先に、息子の学校の図書コーナーにこの本を見つけて、これや〜!とすぐに読みはじめたのでした。 聖書を読んできてからの、「国生み」の話はやっぱり成り立ちがずいぶん違っておもしろい。そもそも神様がいっぱいすぎる。家…

学びのシェア会《別腹編》に参加して

友人たちと学びのシェア会という場を営んでいる。 発起人がいて、コアメンバーの運営だと自覚して担う人がいて、いつも参加する前のめりなメンバーがいて、気が向いたときに参加する人がいて、その活動を見ながらいつか参加してみたいと思う人がいる。そういう一人ひとりの温度や座標の違いが、とてもいい。場が温かく運動が生まれ続ける有機体として機能している。そういう場にいると、わたしはとてものびのびとして、幸福を感じる。 わたしは、多くの人と学び、仮説・検証を繰り返して伝えてきたコミュニティの立…

自分の声を録って聴いてみる

…けをしていたら、以前学びのシェア会で発表したことがある、「自分の声を録って聴いてみたら案外いいやんの話」のメモが出てきた。 この話けっこうよかったんだよなぁ...という、そのときの気分がぶわぶわと呼び起こされ、せっかくなのでブログに書いて残しておきたくなり、メモをじっと見てみた。 要約すると......、 自分の声を録ったものって、「え?これがわたし?」というぐらい違和感があったり、恥ずかしくて聴いていられなかったりした。わたしの場合はポッドキャストが大きなきっかけになって、…

途中の分かち合いはじゃぶじゃぶの温泉(学びのシェア会)

仲間内でひらいている学びのシェア会に参加してきました。 なんともう6回目! 学びのシェア会とは、数ヶ月に一度、個人的にシェアすることで、発表する人もそれを聴く人もお互いの学びを活性化していこうじゃないか(それはいい!楽しい!)という集いです。 第1回 第3回 第5回 でも書きましたが、とにかく毎回楽しい。 毎回コアになる運営メンバーは居つつ、単発参加でふらっとくる方がいたり、同じ人しか発表しないのでもなく、居心地がいい。 今回は過去最多の9名が参加でした。(定員は10名) つ…

集う人と一緒にいる時間をどのように過ごすか

…の会、美術鑑賞の会、学びのシェア会、一箱古本市、芸工展、読み聞かせ、文楽・能鑑賞ツアー、ファシリテーション勉強会......などがそれにあたります(わたしのはまぁだいぶ偏ってるけど...)。 他にも人によっては… 町会・自治会、当事者・家族の会、ピアサポートグループ、教室、習い事、趣味、ファンクラブ、コミュニティカフェ、クラフトの会、ギャラリー運営、医療チーム、スポーツチーム、こども食堂、朗読会、親子カフェ、お話し会、哲学カフェ、ブックトークカフェ……などなど、つくりたい場っ…

あなたの愛は深い(NVCの過去の体験から)

先日の学びのシェア会のレポートでNVCについて少しふれてみて、わたしの中で一度NVCについて書いてみたい、という気持ちがわいてきました。ので、書きます。 ★ わたしはNVC(Non-Violent Communication 非暴力コミュニケーション)というコミュニケーションの手法を2011年から細く長く学んでいます。 詳しくは、日本で普及・発信活動をしているこちらの団体のサイトをどうぞ。 nvc-japan.net こちらも https://www.facebook.com…

途上だから分かち合いたい: 第5回 学びのシェア会に参加した

…隔月でひらいている「学びのシェア会」に参加しました。 過去のレポートはこちら。(第1回、第3回) すべての場には参加できない、すべての本は読めない、すべての人の話は聞けない...でも信頼と友愛の前提のある人たちが、それぞれ見聞きしてきたことを、その人の身体を通って学びに変えたものをシェアしてもらうことで、「体験」できるのではないか。 そして、自分が学んだことを関心をもって聴いてくれる仲間にシェアすることで、より学びが定着し、深まり、さらにこの先の学びへとつながっていくのではな…

第3回 学びのシェア会に参加した!

…隔月でひらいている「学びのシェア会」。 第1回のことはこちらに書きました。 毎回この会が楽しみで、最後に「きょうの収穫」を話すときもだいたい「楽しい!楽しいしかでてきません」なんて言ってるわたし。 何が楽しいんだろうなぁと考えてみると、やっぱり好きな人や尊敬してる人に向かって話せるのがうれしい、ということがまずあると思う。「わたしこんなことを考えたんです!こんな学びを得たんです!」という話を一生懸命できて、その人たちがまた丁寧に聴いて、ご自身の学びや経験と結びつけたりしてフィ…

学びのシェア会に参加した話

きのうは「学びのシェア会」に参加してきました。勉強熱心な友人が発起人となり、4人のメンバーで第1回を立ち上げました。 告知はこんな書き出し。 数か月に一度、個人的に学んだことをシェアしあいませんか? 学びたいことはたくさんあるし、どれも奥深くきりがない!しかも学ぶそばから忘れていってないか?との疑いも...。でも学んだことは確かにあってそれを定着させたいし、さらにその学びがほかのだれかの役に立ったりしたらすごくいいんじゃないか...。 そこで、学び続ける仲間を募り、時々お互い…